猫の、てんかん発作

Эпилепсия кошек全身痙攣を起こす、猫


 



(2011年5月10日 投稿映像)

痙攣して暴れる、猫

ようやく暴れるのが収まるも、
硬直したように、手足を上げたままだったが、
徐々に、上げていた手足も下がり、
しばらく、呆然としたように、横になっていた後、
突然、復活したように、元気にダッシュして、退場

てんかんとは、脳内の神経回路がショートしているために、
突然発作が起きる病気で、慢性の脳の病気であるため、
てんかん発作は繰り返し起こる

全身性のけいれん自体の持続時間は2~3分程度だが、
動物が正常と思われる状態になるまでに時間がかかる場合がある

数分で何事もなかったようにしている場合もあれば、
1時間以上ふらふらしていたり、長い場合には数日ボーッとしていたり、
半日以上目が見えない状態になったり、腰が抜けたような状態になったり、
またそのままぐっすり寝てしまう場合などと程度は様々、
この状態を発作後もうろう状態(後発作)と言う
(脳の神経細胞が、電気的ショートを数分間も起こし、
 その興奮を筋肉に伝えるため、神経細胞は疲れ果てて、
 もうろう状態になる、とのこと)

全身のけいれんを起こしている時は、意識がなく、
苦しいや辛いという、感覚はないようで、発作中、飼い主は、
ただ冷静に、発作の状況を観察するしかないそうです
(けいれんが10分以上続いたり、意識が戻らない内に、
 次の発作を起こすのを繰り返す場合は、即病院へ、だそうです)

てんかんは、抗てんかん薬で、発作を抑え、
発作の回数を減らすような、治療法しかなく、
実際に薬で、徐々に発作の頻度を減らして行って、
発作がなくなった、というまでには、数年掛かる模様
(てんかん発作は、進行する可能性があるため、
 出来るだけ早い治療が望ましいようですが、
 てんかんは発作が繰り返し起こる、という特徴があるため、
 一回発作を起こしただけでは、てんかんと判断出来ない、とのこと)

薬で、発作の数を減らしつつ、治療を続けても数年掛かる、
てんかんと言う病気

ですが、映像の猫、現在は、てんかんが治った模様

だが、その理由というのが・・・

2013年2月26日、猫、5階の窓から、アスファルトの上に転落、
10数分後、猫を発見した時には、血溜まりに横たわり、
全く動いてはいなかった、しかし、息はあった

慌てて、獣医に連れて行き、診断は、
脳震盪と、上唇に切り傷、軟部組織の挫傷で、骨折はなかった

その後も、治療が行われ、怪我も回復、
だが、転落事故後、2週間に1・2回起こっていた、
てんかんの発作が、出なくなり、
1ヶ月以上経っても、発作が1度もなくなった
(2013年4月5日現在) とのこと

飼い主は、転落事故で、脳震盪を起こしたことが、
(いい意味で)てんかんに影響を与えたものと見ているようです

転落事故で、奇跡的にてんかんが治ってしまったらしい、猫


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(2007/12)
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