至近距離の熊に、気付かなかった老夫婦

Pasadena Bear Encounter2014年1月21日
アメリカ、カリフォルニア州パサデナ

ロサンゼルス北東に隣接する高級住宅街で、
うろついていた一頭のクマ



イギリスから娘の家に来ていた老夫婦、
ボブ・マッキューン(Bob McKeown)と、
アイリーン・マッキューン(Irene McKeown)

出かけしようと娘宅の玄関を出て、
玄関先で立ち止まり、普通にカギを掛ける夫婦、
キョトンとした様子で、立ち止まって夫婦を見つめるクマ

カギを掛け歩き始めた夫婦の、
後を追うように歩き出した、クマ

妻が車に乗るのを手伝っていて、足に何かを感じた夫、
(毛むくじゃらの物が触れたため)犬か何かだと思って振り返ったが・・・

ようやく、クマに気付いた夫婦

慌てて妻の乗り込んだ車のドアを閉め、
パニックになって思わず玄関に戻った夫

焦ってカギにもたつき、中々ドアを開ける事が出来なかったが、
クマが逃げて行ったため、夫も助かった

”足に何かを感じた”時に引っ掻かれていたようで、
クマに引っ掻かれた夫の右ふくらはぎ
Pasadena Bear Encounter2

幸い小さな引っ掻き傷で済んだ
(相手は野生動物なので、破傷風の予防接種などを受け、
 検査も行われたが、問題はないと見られている、とのこと)

この若いクマ、周辺で何度も目撃されており、1月23日にも登場

(2014年1月23日 投稿映像)

この映像投稿者は、前にも何度か目撃しており、
とてもフレンドリーなクマ、として投稿

このクマは、ゴミを漁りに森から出て来ているようで、
ゴミの日に、多く目撃されている
(老夫婦がクマに遭遇したのも、火曜日のゴミの日だった)

23日に現れた時は、警察や野生動物関係者ら、
報道機関も出動

クマに、攻撃的な素振りはないものの、
民家などのすぐ側をうろついているため、
些細なきっかけで人に危害を加える可能性も高く、
近くの住人には家から出ないよう呼びかけ、クマに対応

警察らは、余り強硬な手段を使わず、森へ返そうとしたようで、
クマの顔に(パトカーの)ライトを当てたり、
クラクションを鳴らしたりしたものの、全く動じず・・・

しかし、最終的には追い立てられるように、森へ入り、
渓谷に向かって、遠くへ移動したため、
ヘリコプターも使用し追跡していた職員らも、
追跡を止め作業完了した、とのこと

クマが冬眠している時期では?と思いますが、
南カリフォルニアのクマは、冬眠しない、そうです
(冬でも暖かいため、冬眠のような深い眠りに入らず、
 無気力な状態になる模様)

それでも、この付近で1月にクマが目撃される事は少なく、
今回は、乾燥した暖かい日だった事と、
森の中の(クマの餌である)植物が、干ばつの影響で枯れたため、
餌を求めて、町まで出て来てしまったものと見られている

至近距離にいたクマに全く気付かなかったものの、
(大変な恐怖感と)ちょっと引っ掻かれただけで済んだ、老夫婦


クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人 姉崎 等クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人 姉崎 等
(2012/06/01)
姉崎 等、片山 龍峯 他

商品詳細を見る

関連記事


コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
 広告
カテゴリ
ブログ内検索
カレンダー(月別)
02 ≪│2024/03│≫ 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
広告
RSSリンクの表示
QRコード
QR
プロフィール

Dobot

Author:Dobot

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

今週の人気記事
ブログパーツ